2021/1/22
ゴミ屋敷。。あなたのご家族様は大丈夫ですか?
こんにちは(^^♪まだまだ手袋、マフラーが手放せない今日この頃
体調は大丈夫ですか?
すたーとらいんの滝村です!
本日は高齢者のセルフネグレスとについて記事を書いて行きたいと思います。

ゴミ屋敷、、、と聞いてどの年代が浮かびますか?30代~40代の働き盛りが連想しませんか?
以外に70代以上のゴミ屋敷が近年、増えつつあります。
そもそも、なぜ高齢者の住まいがゴミ屋敷になりやすいのでしょうか?
自分の親に置き換えて考えてみると、急にズボラになって片付けも掃除もしなくなるなんて、そんなに生活リズムが急変するとはどうも想像しづらいものです。
高齢者が自宅をゴミ屋敷にしてしまう原因は、下記6つの原因があります。
①片付けの判断が認知症によりできなくなる
②病気発症や気力や体力の低下によるもの
③セルフネグレクトによるもの
④精神疾患によるもの
⑤物を捨ててはいけない心理が働く(もったいない精神)
⑥人に頼むと迷惑がかかるという思い
なぜこうした原因が起こるのかを一つ一つ説明していきましょう。
①片付けの判断が認知症によりできなくなる
ゴミ屋敷を作り出してしまうのは、認知症の発症と深い関係があります。
これまでゴミ仕分けの判断ができていた方でも、認知症のために判断ができづらくなったり、良い時と悪い時があったりしてゴミを収集日に出すのができづらくなってしまうのです。
②病気発症や気力や体力の低下によるもの
高齢になると病気の一つや二つは誰でも持つため、身体的な支障からゴミ出しや掃除ができづらくなります。
足腰が弱ることで、日常生活動作を維持するだけでも痛みや不自由さを伴うため、だんだんと掃除や片付けをしたくても頻度が減っていくばかりです。
筋力が衰えるだけではなく、視力や聴力も衰えてしまうので、自然とやる気が落ちてしまうのも高齢者に良くみられます。
掃除や片付け、ゴミ出しができなくはないけれどどうも気力が落ちてしまい、若い頃のようにはできなくなって気落ちしてしまうことは、年齢を重ねるに連れて顕著になってしまうのです。
③セルフネグレクトによるもの
高齢者の住まいがゴミ屋敷になりやすい原因の一つには、「セルフネグレクト」があると言われています。
気力や体力、認知機能が衰えると、自分がいつも通りの生活を送るための行為をしなくなってしまうのです。
セルフネグレクトでは、以下のような行為を行わなくなってしまいます。
・トイレで排泄をする
・お風呂に入る
・外出・通院をする
・食事を摂る
当たり前に行ってきた行為をしなくなることで、セルフネグレクトからゴミ屋敷を作ってしまうことは少なくありません。
ゴミ屋敷になることが問題だけではなく、生活を維持するための行為をしなくなることで孤独死を招いてしまう危険性が高いことがより重要な問題です。
④精神疾患によるもの
高齢者の家のゴミ屋敷化に強く影響するのが、認知症以外でも精神疾患があります。
認知症やアルツハイマーだけではなく、他にも考えられる疾患を5つ上げておきましょう。
・ためこみ症
・うつ病
・統合失調症
・ADHD
・アルコール依存症
⑤物を捨ててはいけない心理が働く
ゴミ屋敷になってしまう高齢者の心理では、「物を捨ててはいけない」という心理が自然に働いてしまいます。
これは、物のない戦時中や戦後を経験していることも大きく関わっていると考えられるでしょう。
そのため、不要なものでも「いつか使うかもしれない」「置いておけばいつか役に立つ」と思ってため込んでしまうのです。
もったいないという気持ちが、若い世代とは比べようもないほどに強いので、どうしてもゴミ屋敷化を加速させてしまう傾向になってしまいます。
⑥人に頼むと迷惑がかかるという思い
高齢者にありがちなのが、自分ではできにくくなったことやできないことを人に頼むのは「他人に迷惑をかけている」という思いが強いことです。
自分のことはできるだけ自分でしなければならない、という気持ちの強さも持ちあわせています。
そのため、子どもや親しい人にゴミ出しや片付けなどできない部分を何とかできないかと頼むこともしません。
それが、かえって無理を重ねてしまうことになり、病気の悪化や気力の低下を引き起こしてしまい、周囲の人への助けを求めないがためにゴミ屋敷を作ってしまうわけです。
そんな時は不用品回収業者に相談するのも手
人に迷惑をかけてはいけないという心理が強い場合、家族や親族が「手伝うことは迷惑ではない」と説得しても納得してもらえないケースもあります。
このような状況にお悩みなら、ゴミ屋敷清掃のプロである不用品回収業者に相談することも1つの方法です。
業者は「ゴミの片付けを仕事にしてお金をいただく」という立場であり、決して迷惑とは思わないことを伝えてみましょう。
家族が伝えても進展が見られない場合は、業者が高齢者本人と話してくれることもあります。
迷惑をかけたくないという心理をほぐすために、業者の力を借りることも検討してみましょう。
まずは説得から!それでもだめなら不用品回収業者も検討しよう
どんな状態でも、すたーとらいんは現場回復致します!
あなた様の親御様は大丈夫ですか?どんな事でもご相談にのります!