
遺品整理
2020/12/25
遺品整理と不要品回収の大きな違い

遺品整理と不要品回収
今回は遺品整理と不用品回収の違いをご説明します。
遺品整理
遺品整理とは、故人の残した品物や家財などを残された方が整理することを総称して呼びます。
家財整理や遺品処分、時には遺品処理などと呼ぶ事もあります。
不用品回収
不用品回収はお客様のご要望に応じ全てを回収、処分する事となります。
回収業者の仕事は、基本的に「回収」するだけです。
遺品を細かく整理・分別してくれるわけではありません。
大事な書類などの貴重品だろうが、大切な思い出のものであっても、なんでも回収して処分してしまいます。
そのため、必要なものと不要なものを分別しなければならない遺品整理には向いていないのです。
大量の不用品を引き取ってくれる点では頼りになりますが、それは遺品整理業者も同じです。
遺品整理をするなら、専門の遺品整理業者に頼むのが最適だといえます。
遺品業者の特徴は徹底した【仕分け】が挙げられるでしょう。遺品整理では、仕分けをとても丁寧に行います。
中には、「遺品の中のどこかに貴重品があるので探してほしい」といった依頼を受けることもあります。
そうした細かい要望にも対応するのが不用品回収業者と大きく異なる部分です。
後、大きく違う点は気持ちの配慮の違い
どちらも、ものを処分することに関係していますが、その方法や気持ちの向き合い方が異なります。
故人の遺品を処分してしまうことに罪悪感を持つ遺族はとても多いものです。
また、故人の思いが詰まった遺品をぞんざいに扱われないか、どのように処分されるのか、遺族はとても不安だと思います。
遺品整理業者であるすたーとらいんでは、遺族のみなさんの気持ちを尊重し、神棚や仏壇以外にも、ご依頼があれば故人の思いが詰まった遺品をまとめて供養しています。
これも、不用品回収との大きな違いです。
遺品整理業者に依頼するメリット
最後に、遺品整理業者に依頼をするメリットとしては、整理仕分けの時間の有効活用する、ということです。
家族だけでも遺品整理は出来ますが、膨大な時間と体力が使いますし気持ちの面で辛くなる事もございます。
後、「どこか家の中にあるだけどな~」とご親族様での整理が済んだ後でもまだ見つからないものや、故人様の通帳、証券、大事な書類、貴金属等が
仮に出てきたならば残して欲しい物を言えば、仕分け分別整理の中で残してくれます。
このあたりが遺品整理業と不用品回収業との違いです。
遺品整理業者選びは、ご家族とゆっくり時間をかけて選ぶのも大事な事です。
亡くなった人の物を整理ではなく、残された者の気持ちを整理するのが遺品整理です。