納得いかない！不用品回収相場が合わないときの対処法 - 神戸の不用品回収センターすたーとらいん -

まずは実際過去に起きた、とある不用品回収業者へのクレームの事例をご紹介します。

引っ越しで多忙だったため、早急に不用品回収を依頼してもらおうと、電話見積りのみで不用品回収業者に依頼をした。

「当日の料金について「定額パック（買取割引無）」と 「買取が出来るものがあった場合、買取額を減額」のうち、当日見て、安い方を適用」と言われた。

その後、作業当日で作業員から「今日の料金ってどうなっていますか？」と尋ねられたため、状況次第で「定額パック」または 「買取が出来るものがあった場合、買取額を減額」 のうち安い方を選びますと説明した。

ところが、当日作業後に請求されたのは定額パックよりも1万も高い料金だった。

「定額パックなのに高額なのはなぜか」と聞いたところ、「思ったより量が多かった」としか言ってくれなかったとのこと。

また事前に「定額パックは軽トラ1台を超える場合追加料金が発生します。」とは説明されたものの、当日現場へ来たのはレンタカーと思われる2トントラックだった。

そのため、「今日来た車では軽トラ1台かどうかわからないですよね？」と言ったところ、曖昧な返答されたとのこと。

このような状況が起きた場合、差額分返金、または納得いく明細書をつくらせることは果たして可能なのか。

結論を言うと、このような場合、返金や明細をつくらせることは難しいです。

契約内容自体があやふやな案件だったため、「これは返金するべきだ」「もっと正確な料金を教えてほしい」とは言い切れないからです。

では、正確な請求明細を提示してもらうにはどう注意すればいいのかをご紹介します。

サイトやチラシなどで記載されている定額パックなどの基本料金はあくまで目安であるため、はっきりとその金額になるものではありません。

予め料金の仕組みはどうなっているのかを確認しておくことが大事です。

多忙で早急に不用品回収に依頼したいがために電話見積りのみで済ませてしまい、しっかり見積りをしなかったことも原因です。

実際に現物を拝見したところ、電話見積りで話していたときよりも思った以上に量が多かった、逆に少なかったなどで当日の提示金額が左右してしまいます。

基本的にはお客様に納得してもらうまで、不用品の状態を細かく見て、そこから処分費や、その他移動費、人件費を加算して料金を確定します。

キャンセルは無料で行えるのがほとんどなので、提示された見積り金額が合わなければその場で断ることも可能です。

正確な料金を提示できるように、どんなときでも必ず事前に見積りに来てもらうことが大事になります。

見積もりに関するトラブルについて下記の記事でご紹介しておりますので、ご覧ください。

依頼していた不用品回収業者がたまたま悪質だったことも考えられます。

事前に基本料金だけ提示され、後から含まれていなかった人件費などを足されて、高額な料金を請求されることが多々あります。

また見積りとは関係はないが、「丁寧に扱います」と言っておきながら、不用品に傷がついても知らないふりをされたり、回収した不用品を道端に捨てる業者もいます。

見積り時にきっちりと料金を提示しなかったり、物の扱い方が悪い業者には注意が必要です。