ため込み症がゴミ屋敷から脱出することへの想い - 神戸の不用品回収センターすたーとらいん

  1. TOP
  2. ゴミ屋敷
  3. ゴミ屋敷コラム一覧
  4. ため込み症がゴミ屋敷から脱出することへの想い

2021/11/8

ため込み症がゴミ屋敷から脱出することへの想い

ゴミ屋敷の様子

ため込み症とゴミ屋敷とでは紙一重の存在と言われており、とにかく物を部屋中に集めてしまう症状がやがてゴミ屋敷をつくってしまいます。

 

そしてため込み症がゴミ屋敷から脱出するには「「片付ける方法」ではなく、実は「治療」(※1)」が大事になっていきます。

一体どういうことなのか?

 

今回はため込み症とはどのような症状なのかをお話しし、ため込み症がゴミ屋敷から脱出する方法とそれがいかに大変なことなのかをご紹介していきます。

(※1)家族のゴミ部屋で悩んだら「留守中に減らしてしまう」という手もある 「ためこみ症」を治療する最新手法 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

https://president.jp/articles/-/45397?page=1

ため込み症とは

生活空間が窮屈な状態になっている様子

所有物の価値問わず、物が無くなることに苦痛を感じる症状を言います。

 

それが続くことで物が次第に蓄積され、生活空間が窮屈な状態になります。

 

本人はため込み症であることは気づいておらず、家族の方や、現場に行って「あ、これはため込み症の傾向にあるな」と判断してやっと明らかになることが多いです。

ため込み症とゴミ屋敷の違い

ため込み症とゴミ屋敷の違いの図

物がたまってゴミ屋敷になる点はため込み症でも言えることですが、集めるものの対象や物の扱い方には若干の違いがあります。

■ゴミ屋敷

食べたものをそのまま放置したり、使ったティッシュをそのまま床に捨てたりなど、ゴミ箱に捨てずに自分の部屋中にゴミを溜めてしまう状態がゴミ屋敷と言います。

■ため込み症

たまっているものがゴミ屋敷みたいに臭いが発するようなものではなく、単純に部屋が物でいっぱいになっている状態を言います。

 

特に年配の方では、家に大量のビデオテープや写真、ネガフィルムなどが置いてあることが多いです。

若年層のため込み症

ため込み症は年配の方や40~50代だけではなく、10~30代の人もいます。

 

このような人は何十冊の本を買ったり、気に入ったペンを何十本も買ったりします。

 

 

特に中高年の人は、母親に物を買ってもらえない環境で学生時代を過ごしていたことがきっかけで、大人になるなど親がいない環境で過ごすようになってからその呪縛から解放されてどんどん物を買うようになったことが大きな理由ではないかと思われます。

ミニマリストとため込み症は表裏一体の存在

■ミニマリスト

【ミニマリストとは】

極力物を置かずに自分に必要なものだけで生活する人を言います。

ミニマリストのイメージとしては以下が挙げられます。

  • 部屋にテレビ・カーテンしかない。
  • パソコン一つ。
  • 服は5着。
  • 家族5人いてもお皿は10枚。

 

ミニマリストの人は物が多すぎる光景を見ると情報量が目に刺激しすぎて疲れてしまうといった考えを持っています。

■ため込み症

一方ため込み症の人は、物が置いてあったりあふれていたりすると裕福になって落ち着くという人がほとんどです。

 

つまりミニマリストの人とため込み症の人とでは表裏一体の存在とも言えます。

ため込み症になる原因

ため込み症になる原因は複数存在します。

今回は以下の原因を一つ一つ紹介していきます。

 

  • 強迫性障害と認知症
  • 収集癖
  • メンタル

強迫性障害と認知症

強迫性障害の人は、何度も何度も手を洗ったり、テーブルを拭いたりと潔癖な人が多いのが特徴です。

 

強迫性障害には3つの特徴があります。

 

  1. 「これがなくなったらどうしよう」といった不安
  2. 「抑えられない」といった衝動性
  3. 捨てることによる苦痛・痛み

 

ではそれぞれの特徴を詳しく説明していきます。

①「これがなくなったらどうしよう」といった不安

強迫性障害の人は物に囲まれていないと不安を感じてしまう不安症を抱えていることが多いです。

 

 

戦時・戦後で貧しい日々を過ごしていた年配の方は「食べ物が食べられなかった」「物が買えなかった」といった経験がありました。

 

このことから多くの人が「物を大事にしなければならない」と物に対する強い思いを抱いていました。

 

それ故に「凄く気に入っているものが廃盤になったらどうしよう」など、「これがなくなったらどうしよう」といった不安を感じるようになり、不安症に繋がる流れとなるのです。

②「抑えられない」といった衝動性

強迫性障害の人は衝動で同じものを何個も何個も買う、いわゆる買い物症候群の傾向があります。

 

買い物症候群のイメージとしては以下が挙げられます。

  • 同じ洗剤が何個も何個も。
  • トイレットペーパーも6つ・8つ同時に買う。
  • 押し入れの中に使っていないベッドのシーツが箱で何十個も。
  • 傘が何百個。
  • 未開封のシャンプー・洗剤が10~20個。
  • キーホルダーも壁一面に掛けている。
  • 何十年も着なくなった衣類も捨てずに、そのままどんどんためていく。

 

物の増え方を見る限り、おそらくスーパーなどの店へ買い物に行く度に買っているのではないかと思われます。

 

「まだ使いきれていない物が家に沢山ある」と自分でわかっているにも関わらず、次々と欲しくなって物を買ってしまい、やがて部屋中にたまっていくようになります。

【理性が効かない】

 

こういった買い物症候群の人は理性よりも不安に負けてしまうことが多いです。

 

「これがなくなってから」「これを整理してから」といった意識が薄く、「シャンプー切れたらどうしよう…」「そうだお金あるときに買っちゃおう」といったことを第一に考えてしまいます。

 

つまりそういった人は物を買わないと理性を保つことができないのです。

③捨てることによる苦痛

上記のように不安症を抱きやすい性格である関係上、その人にとって物を捨てられる・物を手放すということは極めて困難なことと言えます。

 

物を破棄されると

  • 辛くなる
  • 泣き出してしまう
  • ショックのあまり寝込んでしまう

といったように心を痛めてしまいます。

 

本人にとって一つ一つの物に対して思い入れが強いため、仕分けする際には本人に「いる?」「いらない?」を繰り返しながら仕分けして処分してもらうしかありません。

 


 

強迫性障害3つの特徴が揃えばため込み症になり、その判断ができなくなってくると認知症となる

ここまで3つの強迫性障害を説明しましたが、これらの特徴が揃えば年齢問わず「ため込み症」であると言えます。

 

そしてその判断がよりできなくなってくると認知症と見なされ、特に歳が重なるにつれて認知症やアルツハイマーになる可能性が高いと言えます。

収集癖

ため込み症の人は何の理由もなくただただ集めておきたい収集癖があります。

 

収集といっても、カードゲームのように収集すること自体を楽しむ商品を買って集めるのとは感覚が違います。

■とにかく収集したい

何処から拾ってきたかわからないような物の様子

何処から拾ってきたかわからないような鉄の棒や空き缶・石・ゴミを拾って自分の部屋にため込むのです。

 

しかも大抵の物は自分の趣味とは全く関係のない物で、「これ何に使うの?」といったことも考えずに集めたり綺麗に飾ったりします。

メンタル

仕事でミスを連発するなどで、メンタルが弱まってしまうことでため込み症になる可能性があります。

 

特に女性は離婚・リストラによってメンタルが弱まることがほとんどです。

■離婚

離婚する前からため込み状態であってそれを理由に離婚に至ったという経緯もありますが、そのほとんどの場合そこからより拍車をかけ、話し相手がいなくなって更にため込んだというケースがあります。

ため込み症はどんなきっかけで依頼に繋がるのか

ため込み症の人は物を捨てられない以上、何かきっかけがないとよほど家族が強く言わない限り足場の踏み場もないくらいどんどんたまっていってしまいます。

 

では、ため込み症の人はどういったきっかけで回収依頼に繋がるのか、よくある依頼パターンをご紹介します。

引越し・売却

比較的若い人では、引越しや売却などの大きなきっかけで業者に依頼するパターンがほとんどです。

 

業者に依頼する前に家族が「これ処分した方が良いのでは?」と本人に何度も何度も説得して依頼に繋がります。それも何カ月も何年も説得を続けて。

 

これは本人自ら家族と相談する場合と、本人が気づいてなくともご主人様や娘・親戚の人が家族に相談する場合があります。

本人がいなくなる

生きている間は一つも触らしてはくれず、他人から見てゴミ・家族から見てもゴミ・役所の人が来て「捨てないとだめですよ」と苦情があっても、その人からしたら体の一部と考えています。

 

この場合はその本人が亡くなったり、老人ホームに移ったりしてからやっと捨てられるパターンが多いです。

役所は見回り活動を徹底している

 

ちなみに役所の中では見回り活動を徹底しているところもあり、少しでも物があふれていたり、少しでも何か異変を感じたらすぐにご家族に電話したりするようにしています。

 

本人が亡くなって、家族が財産放棄・相続放棄をしてしまうと所有権が大家さんになります。

 

そうなると大家さんが自分のお金を出して綺麗にしていかなければならなくなります。

 

 

役所の人はそれが困るということで、見回り活動を徹底しているのです。


 

このようにきっかけをつくることができればため込み症から回収依頼に繋げることは可能です。

 

しかしため込み症の人を説得して納得してもらうことには相当な覚悟が必要です。

 

大事なのは、最後まで諦めずにとにかく説得をし続けることです。

ため込み症がゴミ屋敷から脱出すること

もしあなたのお父さんがため込み症だったら・・・

お父さんが全く趣味とは関係のない空き缶・石・木・看板・廃材・人形などをどんどん溜めて、自分の部屋・台所・洗面所に溜めていきました。

 

家族からしたら邪魔でしかないのでどかそうとしたらお父さんが「捨てんな!!」と急にキレて暴れだしてしまいます。

 

お母さんや息子は怖くてこれ以上何も言えず、すっかりお父さんは集めることに快楽を覚えてしまいました。

このような場面がもしあなたの身に起きたらどうしますか?

①一番は病院・カウンセラーに連れていくこと

まずは家族がお父さんと内緒で近くの診療に行き「どうすればいいのですか?」と相談をしましょう。

 

注意しなければいけないのは「この人はため込み症である」という決定的な定義がなく、強迫性障害を治す薬だとか、「ため込み症を治す方法」などは存在しないことです。

 

あくまでも「この人はため込み症の傾向がある」といったことを理解することが大事です。

②冷静になってもらう

気分が上がっているとどうしても理性が効かなくなり、その状態で「これ捨てて良い?」と言っても余計に心が混乱してしまいます。

 

ため込み症ではないかと理解したら、「自分の感情をコントロールできる抑制剤」をお父さんに飲んでもらいましょう。

③あとは何日も何年も説得し続ける

抑制剤を飲み、冷静になったところで、説得を少しずつ何度も何度も行っていきます。

お父さんこれいる?いらない?

本当にいるものだけを残していこうか

 

もちろんお父さんの気分を保ち続けることも大事なので、言い方にも気を付けて説得していかなければなりません。

 

これを何日も何年も続けていきます。

 


 

いかかでしょうか。

ため込み症の人を説得して納得してもらうというのは、それくらい極めて難しいことなのです。

すたーとらいんからのアドバイス

ゴミ屋敷片付けの写真

私たちは神戸の不用品回収・ゴミ屋敷片付けを対応している不用品回収センターすたーとらいんです。

 

私たちが言えることは、「とにかく説得するしかない」ということです。

 

そのためには、家族の協力が絶対必要になっていきます。

ゴミ屋敷の処分費について

またゴミ屋敷の費用は「量の多さ」「作業時間」「作業人数」の関係上、通常の不用品回収依頼とでは処分費が倍以上の違いが出てきます。

 

私たちはお客様のご負担を抑えるために買取サービスも承っており、状態が良く売れそうなものは買取を行い、処分費を抑えることができます。

 

更に費用を抑えたいのであれば、先に家族がいる物は事前に取り出しておいてください。

 

そしてこれ以上物がたまっていくなと思ったら止めてあげるか、本人が知らない間に細かいものは処分していくなどをしましょう。

 


 

どんどん物がたまれば命に支障が出てきます。

 

心療内科に行かせてもらい、最後まで本人に納得してもらいましょう。

 

 

もしゴミ屋敷片付けのことでお困りであれば、お気軽にご相談ください。

最後に

ゴミ屋敷片付け後の写真

いかがでしょうか。

  • ため込み症とはどんな症状なのか
  • ため込み症の原因は何なのか
  • ため込み症がゴミ屋敷から脱出することはかなりの覚悟が必要であること

ここまで読んでこれらがわかっていただけたかと思います。

 

 

そして何度も何度も説得し続けてやっと依頼に繋げたゴミ屋敷片付けを終えた後は、1つの歴史が終わったかのように全員の人がホッとした顔ですたーとらいんを見送ってくれます。

 

心の底から「本当にありがとうございます…」と。

 

 

家族にとってはここまで来るために、何年も何十時間もかけてここにきているわけです。

 

それが終わったときは涙を浮かべて「ありがとうございます」と言ってくれた人もいれば、「本当にやっとやっとこのゴミから抜け出せる」と言ってくれた家族もいます。

 

 

最後にこれで何か変わるきっかけをみつけてくれる人がいてくれたらいいなと願いを込めて、私たちすたーとらいんは今後も不用品回収を続けていきます。

コラム監修者

コラム監修者の写真

■遺品整理士 認定 第IS24692号

営業兼作業責任者

賀内 健次

環境問題に取り組み、仕事を通じて次世代の人たちへ繋がるお仕事を目指しております。

他社より1円でも安くご提案

お電話後、30分~1時間で到着!

今すぐお電話ください!

女性スタッフ
在籍

●お見積り0円 ●業界最安値 ●即日お伺い致します!

年中無休24時間対応

クレジット
対応!

PayPay JCB VISA マスターカード

0120-928-760

LINEで無料見積りはコチラ メールで無料見積りはコチラ

年中無休24時間対応

0120-928-760

お見積り0円業界最安値